
11月初めのいい天気の日に、動物園にいきました。
京都市動物園。
とても古い(日本で2番目に)動物園なのですが、この数年、行くたびに変わっていき、とうとう入口まで変わり、さみしい思いもしていたのです。
今回、入園してすぐにゾウのごはんの時間が始まるとアナウンスがあって行ってみました。
ゾウのエリアもさまがわりしています。
大きなゾウと、そのすぐ近くに小さなゾウ。
少し離れて小さなゾウ3頭。
計5頭が、草を食べていました。

飼育員の方がゾウたちの説明をしています。
小さなゾウ4頭は、ゾウの森ができてラオスから来ました。
大きなゾウ「美都」は40年前からここにいます。
じゃあ、私が小さな頃からみていたゾウはこのゾウ。
コンクリート造の硬そうなゾウ舎にいたあのゾウ。
変わってばかりだと思っていた動物園の変わらないゾウ。
考えてみれば動物まで一新するはずがないし、あたりまえのことなんですが、あまりの風景の変化に、変わらない動物たちに気づかずにいました。
そう思ってからのゾウの森や動物園は、まったく違うものにみえてきました。

それでもここだけはむかしの薄暗い爬虫類館が懐かしい。