裁ちばさみ=羅紗切鋏(らしゃきりばさみ)
羅紗を切るから羅紗切鋏という説があります(羅紗=羊の毛で織った織物で、地が厚く、折り目の細かいのが特徴)。
羅紗切鋏の歴史は意外に新しく、幕末から明治のはじめに、ミシン、洋服、裁縫の伝来とともに日本に入ってきました。大きくて重い西洋の羅紗切鋏を、日本人の手になじむように手作りで改良されたのが、今日の裁ちばさみです。
表示は上から 品番、商品名、価格 となっています。商品名の数字は全体の長さですが、手仕事のため誤差があります。
ときどき油(ミシン油など機械油)で拭いていただくと、切れ味が長持ちします。
MTB003
裁鋏 水月 20cm
3,200円
(持ち手は黒になってます)
MTB046
裁鋏 茂平 24cm
4,200円
MTB045
裁鋏 正行 24cm
4,900円
MTB012
裁鋏 ダリヤハイライン 24cm
7,900円
柄が上がっているため切りやすいです
MTB041
裁鋏 名匠兼吉別上
MTB041-24 24cm 8,900円
MTB041-26 26cm 11,200円
MTB041-28 28cm 14,200円
MTB007
裁鋏 信久 20cm
6,600円
MTB008
裁鋏 信久 21cm
7,600円
MTB015
裁鋏 八段早川 ハードクローム24cm
錆びにくく扱いやすいです
※品切れ中※
令和4年入荷予定
MTB022
裁鋏 八段早川 ハードクローム26cm
11,200円
錆びにくく扱いやすいです
ゴム切りは刃の厚みが薄いので、厚みがあるものも切りやすいです。
MTB002
ゴム切 八段早川 22cm
9,800円
MTB001
ゴム切 八段早川 右反り22cm
12,800円
細工ばさみは刃の巾が細く、細かく布が切れます。小型でも指が4本入るので疲れにくいです。
MTB005
細工鋏 信久 19cm
6,800円
MTB006
細工鋏 信久 21cm
7,300円
MTB004
細工鋏 信久 右反り19cm
7,300円
化学繊維の裁断に向けて開発された鋼(はがね)を使用しています。化学繊維に強いです。
MTB018-24
SLD 八段早川 24cm
17,000円
MTB018-26
SLD 八段早川 26cm
19,200円
MTB018-28
SLD 八段早川 28cm
27,400円
MTB018-30
SLD 八段早川 30cm
37,600円
(写真は MTB018-28 です)
左利き用の裁ちばさみには「足左」と「総左」があります。
「足左(あしひだり)」とは、刃の向きは右利き用で足(持ち手)は左利き用に作られたはさみです。右利き用のはさみを使っていた時の手の痛さがなくなります。
「総左(そうひだり)」とは、刃の向きと足(持ち手)の両方が左利き用に作られたはさみです。力の入れ方が自然ですが、右利き用のはさみを使っている方は布が切れません。右利き用のくせがない人向けで、ある意味特殊です。
総左はここには載せていませんが、店頭にはあります。ご来店のうえ、必ず試し切りを行ってからお買い求めください。
MTB038
足左 信久 24cm
10,000円
MTB037
足左 信久 26cm
12,800円
MTB039
足左 信久 28cm
16,400円
名門東京裁ちばさみメーカーの共通ブランド。
在庫限りです。このほかに当店には「長太郎」「増太郎」「団十郎」「明」等がありましたが、ここ数年で売り切れてしまいました。
MTB020-26
東鋏 聡太郎 26cm
14,000円
かつて、「松三朗」という裁ちばさみのブランドがありました。はさみ職人が直接、洋裁店などに小売りしていたそうです。最初から「本職用」として作られているものだから品質もよく、現在でも愛用している方が多いようです。製造されなくなって数十年たっていると思います。
入手できないだろうかとお問い合わせをいただいたことがあります。もともと一般の刃物店には出回らないものなので、おそらく新品の入手は困難でしょう、とお答えしました。
当店では砥ぎの依頼で見ることはあります。やはり、いいものは長く使い続けられるものです。
-当店にあった東鋏-
MTB020-24 聡太郎 24cm
MTB021 増太郎 26cm
MTB024 明 アポロ 26cm
MTB025 明 28cm
MTB027 兼吉 28cm
MTB028 団十郎 28cm
MTB029 正次郎 28cm
MTB034 正次郎 30cm
MTB030 長太郎 28cm
MTB031 庄三郎 28cm
MTB032 団十郎 30cm
MTB035 長太郎 30cm
MTB036 庄三郎 総左 26cm